はじめに

コロナ禍で投資を始めた人も多いと思いますが、銘柄選びに困っていませんか。そんな初心者の方でも、時価総額が大きく知名度が高い銘柄であれば、親近感があり、取引を始めやすいのではないでしょうか。

今回は12月優待銘柄の中で、時価総額が5,000億円以上の大企業を、昨年の松井証券での買越人数上位のものからピックアップして紹介します。優待内容も確認しつつぜひ参考にしてみてください。


電子マネーとしても使える優待

【楽天(4755)】
インターネットサービス、フィンテック、モバイルの3つのセグメントで事業を展開している企業です。「楽天市場」や「楽天トラベル」の運営、銀行や証券サービスの提供、「楽天モバイル」の展開など。

株主優待(1)および(2)
(1)楽天キャッシュ500円相当
(2)楽天トラベル 国内宿泊クーポン2,000円相当
長期保有得点100株を5年以上の場合、(1)の楽天キャッシュは1,000円相当
最低投資金額10万4,800円(2020/10/26時点)
権利付最終日12月28日

優待でもらえる楽天キャッシュは「楽天市場」「楽天トラベル」「ラクマ」などのインターネットサービスと楽天ペイアプリ加盟店での支払いに利用できます。ネット通販やキャッシュレス決済を利用する人は増えていますし、10万円程度で買付けできる点も魅力ですね。

実用的な日用品の優待

【ライオン(4912)】
ライオン※2020年3月発送分の製品セット

オーラルケア分野に強みを持つ、日用品の大手老舗メーカーです。歯磨き市場ではシェア30%前後、洗濯用洗剤市場では20%程度のシェアを保有。2007年には解熱鎮痛薬「バファリン」ブランドを買収。

株主優待新製品を中心とした自社製品詰め合わせ
最低投資金額20万9,700円(2020/10/26時点)
権利付最終日12月28日

ライオンの新製品を中心とした詰め合わせがもらえます。日用品は実用的ですし、もらって嬉しい人が多いかと思います。企業のWEBサイトを見ると、前回の優待は柔軟剤やボディソープ、除菌シートなど計6点入っていたようです。新製品が優待でお試しできるのは嬉しいですね。

[PR]NISAやiDeCoの次は何やる?お金の専門家が教える、今実践すべきマネー対策をご紹介