はじめに

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ
今回の相談者は、47歳、会社員の女性。2年前に積み立て型の医療保険に加入した相談者。しかし、手取り収入も少ないので、現在の保険をやめて貯蓄に回したほうがいいのではないかとお悩みです。FPの飯田道子氏がお答えします。

長らく保険に加入したことがありませんでしたが、2年前に勧められた積み立ての医療保険に初めて加入しました。けれど、手取りも少なく貯蓄額も少ないため、現在の保険をやめて貯蓄に回したいと思うようになりました。しかし年齢も重ねてきましたので、やはり医療保険に加入していたほうがいいのでしょうか。加入するならどのような医療保険で、終身型か、有期の更新型にすべきなのか、教えてください。

【相談者プロフィール】
・女性、47歳、会社員、独身
・住居の形態:賃貸
・毎月の世帯の手取り金額:17万7,000円
・年間の世帯の手取りボーナス額:70万円
・毎月の世帯の支出の目安:15万円

【毎月の支出の内訳】
・住居費:6万1,000円
・食費:2万5,000円
・水道光熱費:1万2,000円
・保険料:積み立て医療保険1万5,000円
・通信費:5,000円
・お小遣い:2万5,000円
・毎月の貯蓄額:2~3万円
・ボーナスからの年間貯蓄額:50万円
・現在の貯蓄総額:130万円
・現在の投資総額:0円
・現在の負債総額:0円
・老後資金:公的年金、退職金なし

飯田:今回は、2年前に勧められて積み立てタイプの医療保険に加入したものの、保険をやめて貯蓄に回したいと考えるようになった相談者様です。このまま医療保険に加入し続けていたほうが良いのか、新たに加入し直す場合には、どのようなタイプの医療保険に加入したら良いのか知りたいとのことでした。相談者様の場合、どのような点に注意して医療保険を選ぶと良いのか、どのようなタイプの保険が良いのでしょうか? そのほかにも、将来に備えた貯蓄についても考えてみたいと思います。

[PR]ここは ad titleです。ここは ad titleです。ここは ad titleです。