知っておくべき保険の話
必要な保険、いらない保険、じつは使える保険…知っておくとお得な保険のアレコレを紹介します。
生命保険の月額保険料はどのくらいが適切?払いすぎている可能性も
毎月、平均いくら払っている?
「生命保険に入っている人は多いと思うけど、どんな保険に入っていて、毎月どのくらいの保険料を支払っているのかな?」こんな疑問を持ったことはありませんか。一般的には、どのくらいの保険料が適切なのか気になるところですね。
女性向けの保険は必要ない?保険料の目安は?出産や女性特有の病気にどう備えるか
必要なのはピンポイントの保障とがん保険
女性向けの医療保険は、各社からさまざまな商品が発売されています。保障内容は女性特有の病気になったときに、手厚い保障があります。女性の身体はトラブルをかかえやすいので、これは安心感がありますね。でも、女性向けの保険は、本当に必要なのでしょうか?じつは、この保険は保険料も高めに設定されていて、それほど必要性はありません。では女性には、どんな保険が必要なのでしょうか?またどんな保険を選べば良いのでしょうか?今回は、女性のための保険選びについて考えてみましょう。
あなたが死ぬ確率は?病気、がん、交通事故…もしもの確率から保険を考える
意外と自分自身に起こりうるのは
日本人の平均寿命は、男性が81.25歳で、女性が87.32歳です。しかしこの平均寿命というのは、全年齢の平均のことなのです。つまり0歳の人が平均で何年生きるのかというのが平均寿命です。あなたが、あと平均で何年生きることができるのか?というのは、平均余命でわかります。たとえば、平成30年の簡易生命表のデータでは、40歳男性の平均余命をみると42.20年というのが出ています。ただ、毎年平均余命は伸びています。何年かして確認をすると余命は伸びているはずです。平均余命を調べれば、自分の平均的な寿命はわかりますが、自分が死亡する確率ってどのくらいでしょうか?また、自分ががんに罹る確率は?入院する確率ってわかりますか?今回は、あなたの身に起こる確率を考えてみましょう。今回取り上げる確率は次の確率です。あなたが、死ぬ確率は?あなたが、入院する確率は?あなたが、がんで死ぬ確率は?あなたが、交通事故で死ぬ確率は?あなたが、飛行機事故で死ぬ確率は?あなたは、「もしも」の確率を正しく認識していますか?
生命保険料控除でいくら戻ってくる?損をしない保険額の決め方とは
年末調整時期に再確認を
年末調整の時期です。書類をしっかり用意をして提出をしないと税金の控除を受けることができなくなり、とっても損です。年末調整で忘れてはいけないのが、生命保険料控除です。生命保険会社から、送られてくる控除証明書を必ず提出してください。1つの保険で最大4万円の控除があります。たとえば2種類の保険に入っていたとしたら最大8万円が控除できます。所得税10%、住民税10%だとすると、1万3600円の税金が還付されるのです。もし忘れてしまえば、損をするだけです。そろそろ生命保険会社から控除証明書が届いている時期です。ゴミ箱に捨ててはいけません。会社に年末調整の書類と一緒に提出してください。今回は、生命保険料控除について説明をしましょう。
台風で火災保険が利用できる被害は?保険金の受け方と公的な補償の確認を
生活を再建するのに役立つ火災保険
台風15号では、千葉県などが停電による影響で大きな被害を受けました。そして、10月12日の台風19号では関東・東北の広範囲に、想像以上の大きな被害をもたらしました。被害にあわれた方々には、心よりお見舞い申し上げます。生活の再建には時間もかかり大変なことと思いますが、被害にあわれた方には火災保険の保険金を受け取ることができます。その場合、保険を受け取れるかどうかは、火災保険の契約内容を確認する必要があります。今回は、どのような場合補償されるのか、受け取るために必要なことを確認しましょう。
LGBTの人も使える死亡保険が増、でもやっぱり不利?生命保険料控除や相続税はどうなるか
自動車保険も同性パートナーに対応を
死亡保険で保険金の受取人に指定できるのは、「戸籍上の配偶者、または2親等以内の血族」です。生命保険の受取人はだれでも指定できるわけではありません。それはなぜかというと生命保険を利用した犯罪やモラルリスクのために決められているのです。では、内縁の妻(事実婚)という場合は、生命保険の契約はどうなるのでしょうか? また、同性パートナー(LGBTの方)は、生命保険を利用することができるのでしょうか?今回は、性的マイノリティーであるLGBTの方が保険を利用するときのお話しをしてみましょう。
就職、結婚、出産のとき… 保険はいつから入ればいい?
はじめて保険に入る時のタイミング
私の仕事は執筆が中心ですが、仕事をする場所は、喫茶店を転々としながら原稿を書いています。じつは、この原稿も喫茶店で書いているのですが、たまに見かけるのは、若い人に保険を説明している保険営業員の姿です。そのとき私は、その若者に「必要がどうかをよく考えて!」と声を掛けたいという衝動に駆られます。そこをグッと抑えて、心の中で呟いています「まだ必要ではないんじゃないの……」と(余計なお世話かも知れませんが)。今回は、「はじめて保険に入る時のタイミング」について解説しましょう。