はじめに

「贅沢しているつもりはないけれど、4人家族で月の食費が14万円になっている。高い気もするけれどどれくらいを適正にしたらよいか分からない」「保険や通信費の見直しをしたけれど、これ以上の支出改善はどうしたらよいのかな?」「家計簿をつけはじめて、何にいくら使っているかはわかったけれど、どうやって改善したらよいかわからない」

このような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?

今回は、「マネーフォワード ME」を活用して、変動費(食費・日用品・趣味/娯楽・交際費など)を改善していく方法をお伝えしていきます。

プリペイドカードでの管理方法がオススメ

「マネーフォワード ME」では、現金管理よりもキャッシュレスのほうが管理しやすいので、この方法を「プリペイドカード」で行うと良いでしょう。プリペイドカードは事前にチャージした金額の中で支出をコントロールすることができるので、使いすぎ防止や、予算管理に向いているのです。

先程の現金をお財布に入れる行為を、「プリペイドカードにチャージする」に変化させます。プリペイドカードは、VISAやマスターカードに対応していることが多く、クレジットカードが利用できるお店であれば使えるでしょう。そして、プリペイドカードの中でも、LINE PayやKyashは「マネーフォワード ME」でもわかりやすく、おすすめです。

この両カードは、「マネーフォワード ME」と「API接続」という連携が行われていて、他のカードのように「購入してからマネーフォワードMEに表示されるまでのタイムラグ」が大きくなく、買い物をした直後に反映されます。後いくら使えるかを管理する際は、タイムラグが無いとスムーズです。

食費と日用品の仕分けのコツは?

クレジットカードやプリペイドカードで自動で反映していると、食費と日用品の費目を分けきることが難しい場合があります。例えば、スーパーで、お肉とトイレットペーパーを買った場合は、同一のレシートに支出が並ぶ為、「マネーフォワード ME」にも細かく内訳ごとに仕分けが出来ないのです(基本的に買ったお店単位で支出の費目を判定しているため)。

基本的には、同一店舗で買ったものが、食費が多い買い物であれば食費に、日用品が多い買い物であれば日用品に仕分けすれば良いと思います。その上で、食費と日用品の予算の合計値をコントロールしていくのがおすすめです。