都心生活に便利なカーシェアリング、お得な使い方は?
近場から旅行まで気軽に楽しむ方法
電車の本数も多く、地下鉄が網の目のように張りめぐらされている東京都心。駐車場代が非常に高いため、自家用車を所有するよりは、公共交通機関を使い倒す方が便利でお得な感じがします。一方で、子連れ家庭にとっての公共交通機関は、ベビーカーの使用問題をはじめとして、肩身の狭い思いをする場面が多々あるのも事実です。また、子供が成長するにつれ、家族旅行での交通費支出もかさんでくることになります。地方の大都市を含め、交通機関の発達した街では、どのように車を利用していくのがお得なのでしょうか。
家族連れが利用しやすいお得な宿の選び方
保養所を使うという選択肢
ゴールデンウィークも終わり、夏休みの家族旅行はどこに行こうかと考えてる家族も多いのではないでしょうか。夫婦二人のときは気楽に行けた旅行も、小さな子供がいる場合は行き先や宿泊先選びにも慎重になったり、子供料金がかかる場合は旅行予算が厳しくなったりと、旅のスタイルも変わってくるのではないでしょうか。少しでも安く楽しめる家族旅行のために、お得な宿の選び方をご紹介したいと思います。
JALやANAを利用するツアーが便利、お得に使い倒すには?
往復で異なる路線が選べるのが魅力
JAL(日本航空)やANA(全日本空輸)のホームページを開くと、国内線の航空便予約とともに「往復航空券+宿泊」のタブがあるのに気づくと思います。JALは「JALダイナミックパッケージ」、ANAは「旅作(国内ダイナミックパッケージ)」と呼ばれるツアー旅行商品です。ツアーというと決められた行程で旅をするイメージが強いのですが、これらは往復の航空路や宿泊先、宿泊日数などを自由にセレクトできる使い勝手の良さが魅力のツアー旅行商品です。意外と便利な航空会社のツアー、今回はこの旅行の魅力とおトクな使い方について紹介します。
35歳男性「月20万の給与では貯金ができない…」何から削る?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。現在35歳の会社員、独身です。収入が少ないので貯金がまったくできません。食費と趣味の釣りにかかる費用は削らずに貯めたいのですが、どうしたらよいでしょうか。手取りは毎月20万円ほどですが、残業をあまりしない月だと18万円くらいです。〈相談者プロフィール〉・男性、35歳、独身・職業:会社員・居住形態:社員寮費(3万円)・収入:毎月20万円、ボーナスで年間約30万円・支出:家賃3万円、生命保険2万円、趣味2万円、生活費13万円・毎月の貯蓄:0円
鉄道各社が「タモリ倶楽部」にこぞって協力する理由
4月20日は京急が全面協力
テレビ朝日で毎週金曜日の深夜24時20分から放送している「タモリ倶楽部」。放送開始が1982年10月ですから、今年の10月で満36歳という長寿番組です。タレントのタモリさんにゲスト数名を加えた顔ぶれで、毎回異なるテーマについて、あーだこーだと語り合うのですが、取り上げるテーマは極めてマニアックで、取り上げ方もオタク目線。半端じゃない掘り下げ方をします。先週は毎号の付録を組み立てていく雑誌『デアゴスティーニ』の編集担当者をゲストが囲み、付録の作品が完成しないまま、途中で廃刊になったものを紹介しました。その前の週は、地盤アプリを開発し、1ヵ月に4,000件もの地盤調査をしている会社に全面協力してもらい、災害リスクが小さい土地を探す企画でした。そして放送が終わったばかりの4月20日放送分は、創立120周年を迎えた京浜急行電鉄の全面協力の下、業務専用駅の新品川駅から特別車両を仕立てて走ってもらうという企画でした。タモリ倶楽部からお声がかかると、全面協力体制をとってくれる鉄道会社は京急だけではありません。それどころか、取り上げてほしくて、JRも私鉄各社も一生懸命、営業をかけているのです。何がそこ
内部を電車が往来?「西武」新ビルがもたらす池袋の変貌
「びっくりガード」近隣で再開発
西口に東武百貨店と東武電車の乗り場。東口に西武百貨店と西武電車の乗り場。方角と代表的な施設が東西で逆転していることで知られるのが、池袋駅です。その池袋駅から徒歩で数分の場所に、西武鉄道グループが新しいビルを建設しています。場所は駅の東側と西側を結ぶ、通称「びっくりガード」のすぐ近く。西武池袋線の南口から道路1本を隔てた場所です。西武鉄道が所沢の本社とは別に、本店として使っていた古いビルを建て替えているもので、2015年7月に着工。2年9ヵ月を経て、4月9日に上棟式が行われました。完成予定は来年3月です。このビルが完成すれば、周辺地域や池袋の街はどのように変化していくのでしょうか。新ビルの開発計画をひも解くことで、都心北西部を代表するターミナルの未来を占ってみます。
鉄道や旅行をお得に楽しめるキャンペーン活用術
デスティネーションキャンペーンをチェック!
JRの電車の車内や駅のポスター・パンフレットなどで、「デスティネーションキャンペーン」という文字を目にしたことがあるかと思います。これはJRグループ旅客6社と年度・期間ごとに指定されたエリアの自治体や地元の観光事業者などが一体となって実施する大型観光キャンペーンです。1978年11月に当時の国鉄と和歌山県が実施した「きらめく紀州路」キャンペーンが始まりで、近年は年4回ほど全国各地を舞台に開催されています。今回はこのキャンペーンの魅力とおトクな情報について紹介します。
過剰な期待はNG!?ロボアドバイザーが受けがちな誤解
イベントレポート
2018年2月17日、人生100年時代のライフプランニング、iDeCoやNISAの制度利用、ポートフォリオの組み方、長期投資をするための心構えなどが学べる「【マネーリテラシー】が身につく1Dayスクール〜お金に困らない人生を送るために役立つ知識とは〜」が開催されました。その中で行われたセミナー「ロボアドバイザーを利用する低コスト資産運用のご提案」について紹介します。登壇したのは、マネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社MSV LIFE統括責任者・野水瑛介氏とマネックス証券株式会社オペレーション・システム部シニアマネジャー・斎藤翔太氏。ロボアドバイザーの種類や誤解、提供できる価値や両社のサービス特性について両氏が来場者向けに解説しました。本記事では、MSV LIFE統括責任者・野水瑛介氏によるロボアドバイザーとは何か、どんな種類があるのかなどについての内容をお届けします。
“鉄道カメラマン直伝”「青春18きっぷ」のおトクな使い方
基本的な使い方をマスターしよう
国鉄時代から続く35年以上のロングセラーきっぷとして人気のあるのが、全国のJR線の快速・普通列車の普通車自由席が1日乗り降り自由となる「青春18きっぷ」です。若者の旅を応援しようと企画されたフリーきっぷで、学生の春・夏・冬休み期間を中心に年3回の期間限定発売となっています。きっぷ名は「青春18」ですが、年齢に関係なく誰でも利用できるのが魅力です。今回はこのきっぷのおトクな使い方や注意点、裏ワザを紹介します。
映画の日やレイトショー以外も!映画のお得な割引あれこれ
知らないと損をする映画館の割引
VOD(ビデオ・オン・デマンド)が普及して映画館に行く人が減ったと思いきや、普段の生活で映画が身近なものとなり以前より足を運ぶようになったという話を聞きます。ここ数年で、音響や映像の技術が躍進し、座席が動いたりスモークが出たり演出がある劇場も登場し、よりリアリティのある映画を楽しめるようになってきています。そこで気になるのが映画の料金。レイトショーや映画の日の割引があるという情報は知っている人も多いと思いますが、実はそれ以外にも意外とたくさんあるのです。曜日が違うだけで定食代くらいの金額を節約できたり、ポイントを貯めると1回無料で観られたり……今回はたくさんある割引サービスをまとめました。
USJ観光も自由度アップ? JTB“新商品”のお買い得度
楽天トラベル、じゃらんとどう違う?
4月に控えたレゴランド・ジャパン・ホテルやシーライフ名古屋の開業、東京ディズニーリゾート35周年や明治維新150周年の関連イベント……。今年も日本各地で観光してみたいイベントが数多く予定されています。気になる旅行先があったとき、皆さんはどうやって予約しますか。まずは楽天トラベルやじゃらん、エクスペディアといったOTA(オンライン専業の旅行会社)で調べることが増えてきているのではないでしょうか。オンラインで宿や交通機関を予約するのが当たり前となりつつある中、あのJTBが重い腰を上げました。同社が打ち出した新しい旅行商品は、利用者にとってどんなメリットがあるのでしょうか。そして、後発のJTBに勝算はあるのでしょうか。
1億円は無価値? 映画『嘘八百』に学ぶ“モノの価値”
映画監督・武正晴さんに聞く
1月5日に全国公開となる新春映画『嘘八百』。大阪・堺を舞台に、“幻の利休の茶器”をめぐり、中井貴一さんが演じる冴えない古物商と佐々木蔵之介さんが演じる落ちぶれた陶芸家がタッグを組んで、一攫千金を狙い、騙し合いを繰り広げる大人向けエンターテインメントコメディです。『百円の恋』で日本アカデミー賞優秀作品賞と最優秀脚本賞を受賞した、武正晴監督と脚本家・足立紳さんの2人が再びタッグを組み、さらにNHK連続テレビ小説などでも活躍する脚本家の今井雅子さんが加わりました。偽物を作るために一世一代の勝負をかける陶芸家に、古物商がかけた「贋物よりすごい本物を作ってやれ」という印象的な言葉。作品を通して描かれている「モノの価値とは何なのか」というテーマについて、武監督に話を聞きました。
LCCよりMCC!快適な節約旅行は中堅航空会社が狙い目
安さと快適さのバランスがいいMCC
LCC(ロー・コスト・キャリア)という単語はいまや多くの人に認知されていますが、MCCという3文字をご存知でしょうか。これはミドル・コスト・キャリアの略で、中堅航空会社と言われることもあります。MCCという単語は知らずに「ANAやJALではないのでLCCだろう」と思って利用されている方もいるようです。安さと快適さのバランスがいいMCC、いま注目の移動手段にスポットを当ててみました。
夫婦の家計簿:趣味に毎月20万円はさすがに高い?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。夫婦共働き家庭です。生活費はそれほど高くないのですが、それぞれの小遣いが二人とも高いのではと思っています。二人ともお金のかかる趣味(旅行、ライブ巡り、楽器など)を持っていますが、できれば趣味にかけるお金はこのままがいいとお互いに思っています。その代わり子供を作る気はなく、二人だけで老後を迎える予定です。お聞きしたいのは、手取り収入に占める平均的な小遣いの額はどのくらいかということです。夫婦のお小遣いを決める上での、一般的な考え方などについて教えていただけると幸いです。お互いの収入はだいたい同じくらいなので、夫婦間ではできるだけ公平でありたいと思っています。また、将来のためにもう少し貯蓄に回したほうがよいのかどうかも知りたいです。性格上楽観的ではいるものの、遠い未来のことは想像が難しく、漠然とした不安を抱えています。(1)現在の収入金額と支出の傾向【収入】世帯収入:900万円(共働き/手取りは夫婦あわせて月60万円程度)【支出】生活
鉄道の普及が「公認会計士」を生んだ!?[後編]
簿記の歴史物語 第17回
19世紀に入ると蒸気機関車が発明され、1820年代から本格的に鉄道の歴史が始まりました。1830~40年代はいわゆる「鉄道狂時代」で、イギリスやアメリカ、西ヨーロッパで鉄道網が一気に広がっていきました。鉄道はかつてないほどたくさんのカネ――資本を要する産業でした。新興の鉄道会社たちは株式を発行し、投資家たちからカネをかき集めたのです。ここまでが前回のおさらいです。
年収1000万超でも貯金は160万、3人目を産んでも大丈夫?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。3人目の子供をつくるかどうかを迷っています。現在、私41歳、妻38歳、長女3歳、次女1歳の4人家族で、私の年収は額面で1,100万円、妻は専業主婦です。月の出費で一番大きいのは住居費で、住宅ローンの返済が月額15万円、管理費等2万円の合計17万円です。また、外食や旅行等の出費が多く、あまり貯金ができておらず、現在の貯金は160万円です。私も妻も子供が好きなので、3人目の子供のためには外食や旅行の出費を抑えることも可能だと思います。しかし、ローン残債は4,800万円あり、「すでに手遅れなのでは?」とも思えます。3人目をつくった場合、多少は余裕のある生活ができるのでしょうか? 出費を切り詰めればなんとかなるのか、それとも家計自体が破綻してしまうのか、見通しについて、アドバイスをいただけますでしょうか。【現在の状況】(1)現在の収入金額と支出の傾向年収1,100万円、外食や旅行の支出が多く、住居ローンなどを払った後はほとんど残りません
アイドルって稼げるの? 地下アイドルに月収を聞いてみた
気になるあの仕事のマネー事情
突然ですが「“あの仕事”をしている人って、いったいどのくらい儲けているんだろう?」と、疑問に思ったことはありませんか?例えば、大道芸人、女子プロレスラー、映画監督……。仕事内容はなんとなく想像がつきますが、それがどう収入につながっているのか? プロになるまでいくらかかるのか? リターンはどれくらいあるのか?今回は……アイドル。アイドル全盛期と言われるこの時代、彼女たちはいったいどうやってお金のやりくりをしているのでしょうか?現役アイドルに根ほり葉ほり聞いてみました。
鉄道の普及が「公認会計士」を生んだ!?[前編]
簿記の歴史物語 第16回
歴史をふり返ると、経済的繁栄を謳歌した都市には大抵、運河があります。ルネサンス時代のヴェネチア、大航海時代のアムステルダム、そして日本の江戸――。活発な商取引には「物流」がつきものです。歴史のほとんどの時代で、水上輸送がもっとも優れた運搬手段でした。産業革命下のイギリスやアメリカも例外ではありません。18世紀後半から19世紀初頭にかけて、英米では運河の建設ラッシュが始まりました。たとえばロンドン中心部には「カムデン・ロック・マーケット」という東京の原宿のような若者の街があります。この「ロック」とは運河の閘門(こうもん)のこと。1820年に開通したリージェント運河の姿を今に留めています。アニメが好きな人なら、映画『けいおん!』の聖地としてご存じかもしれませんね。産業の発展にともない物資の運搬が盛んになると、運河を掘って通行料を取るビジネスが儲かるようになりました。イギリスでは1758年から1803年の間に、165本の運河法案が議会に提出されました(※当時は運河会社の設立が許可制で、議会の立法が必要でした)。単純計算で、毎年3本以上の運河が新たに計画されていたことになります。この運河ブーム