5人家族、貯蓄が2000万あっても子供の教育費と老後が心配
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は横山光昭氏がお答えします。貯蓄はあるのですが、今後の教育費や老後資金が大丈夫かどうかが心配です。5年前に1200万円の頭金を入れて、マンションを購入しました。300万円ほどの自家用車も購入しましたが、その後の貯蓄は2000万円ほど残っています。基本的に倹約した暮らし方を意識しており、住宅ローン以外の分割払いやローンは利用しません。色々工夫し、毎月10万円ほどは貯蓄できています。今後は将来のために、教育費をしっかりと払いつつ、住宅ローンを繰り上げ返済し、生活に困らない資金をしっかり貯えて老後生活に入りたいと考えています。特に上の双子の子の貯蓄を増やすためにできることや、今は貯蓄でしか資産を持っていないので、運用もしたほうがよいのかどうかについて知りたいです。〈相談者プロフィール〉・女性、44歳、既婚(夫:46歳・会社員)、子供3人(中2、中2、小5)・職業:会社員・手取り世帯月収:57.8万円 夫:35.6万円 妻:22.2万円 ・手取り年間ボーナス:11
市場に忍び寄る景気後退懸念は本物か?
市場不安心理との戦い
米国の株式市場は先週末にも大きく下落しました。現在、株式市場を巡る様々な悪材料が取りざたされています。これらの悪材料の背景にあって、市場の不安心理を増幅させている要因は、米国の景気後退懸念(リセッション入り懸念)であると思われます。では、本当に景気は後退する局面に来ているのでしょうか。現在悪材料の1つとされている米国金利をベースに考えてみましょう。
40代共働き夫婦の「ローンがあって当たり前」が危険な理由
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のもとへ、実際に家計相談に訪れた方のお悩みをご紹介します。※相談者の了承を得た上で掲載しています
先取り貯蓄月12万、足りない生活費は「リボ払い」で穴埋め
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は横山光昭氏がお答えします。40代に突入したので、そろそろ将来を見据え、自分自身をコントロールできるようになりたいと思っています。私は貯蓄があると思うとすぐ使ってしまうたちなので、給料が入るとすぐ12万円を定期預金に入れています。その残りで生活するのですが、お金が足りるのかどうかが心配で、ついクレジットカードを使ってしまいます。クレジットカード払いにするのは、主に飲み会代や洋服代、旅行費など、自分が「イレギュラー支出」と捉えた出費です。そのクレジットカード分の支払いは、金額に波があると生活が乱れるので、リボ払いで一定になるように保っています。貯蓄は切り崩したくなく、クレジットカードを利用しているのですが、だんだん支払額も増えてきているので、支出全体を見直すことが必要なのかなと思っています。クレジットカードの支払いが難しいときは、キャッシングを利用することもあり、それはボーナスで清算しています。お金を使ってしまうたちでも、貯蓄を作りながらうまくやりくりする方
ドル円相場を見通すために押さえたい“2つのポイント”
頼りになるのは実需の資金フロー?
未来を予想することはそもそも難しいのですが、為替市場を見通すことは一筋縄ではいきません。また、通貨は2国間の相対的な力関係でレートが決定されるため、絶対的な価値基準がありません。つまり、割高、割安の判断を主観的なものに頼らざるを得ないことも為替の予想を難しくしています。今回は、この難しい為替相場を見通すには何を見ればよいのか、現状の市場動向を踏まえながらご説明します。
34歳女性、結婚詐欺で借金350万「2年以内に完済できる?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は高山一恵氏がお答えします。以前、結婚詐欺にあい、両親が私のために貯めていた貯金も含め、1,500万円近くあったお金をすべて使い果たしてしまいました。その上、消費者金融から借りられるだけ借りて、負債残高は現在350万円ほどあります。両親にはお金を使い果たしたことと、借金があることは言えません。完済後に結婚を考えている人がいるので、できれば2年以内に返したく、月10万円近く返済しています。ボーナスが年間で40万円ほど支給されるので、8割程は借金返済にあて、残りの2/3を貯金、1/3を毎月の生活費の補充にあてています。今のお金のやりくりのままで借金を返済していけるでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、34歳、未婚 ・職業:会社員・居住形態:実家暮らし・手取り月収:25万円・手取りボーナス(年間):40万円ほど・貯金:80万円【支出の内訳】・実家へ:5.6万円・通信費、自動車保険など:2.4万円・生活用品費:1.5万円・定期預金:1.5万円・借金返済:約10
40代男性「繰上げ返済で負担を軽くして自宅を賃貸に出したい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。数年後に住宅ローンの半分、変動金利分を繰上げ返済して完済したいと考えています。その後、自宅を賃貸に出して、近くの賃貸マンションに住もうと考えています。そうすると、今の家の返済は半分になるので、住宅ローンの負担が少なくなり、空室の時でも収支が辛くないと思っています。しかし、繰上げ返済をすると手元の現金が減るため、子供の教育費や、もしもの時が心配です。どのような基準で早期返済したらいいのか、アドバイスをいただけると嬉しいです。私の現状の考えでは、給与収入で貯蓄できる現金は手元に置き、その他の収入をすべて繰上げ返済に充てようと考えています。このような考え方で、よろしいでしょうか。たとえば、「手元の現金が400万円に到達したら、それ以上はすべて繰上げ返済に充ててしまう方がよい」などのアドバイスをいただければ幸いです。〈相談者プロフィール〉・男性、40代前半、既婚(妻:専業主婦)、子ども2人(小1、年少)・世帯収入:給与1,240万円(額面
39歳独身女性「家は欲しい。でも“都落ち”は耐えられない」
みんなの住宅相談:第2回
22万組以上の住宅選びの相談に応えてきたスーモカウンターが、住まいの悩みに答えるシリーズ。今回は、住宅・不動産総合サービス「SUUMO」の田辺貴久・副編集長がお答えします。
またも「世界同時株安」、日本株が出直るのはいつ?
日経平均も915円安と急落
堅調な展開の続いていた日本株相場がショック安に見舞われました。10月11日の東京株式市場は前日の米国株の大幅な値下がりを受けて売り物が先行。日経平均株価は前日比915円安の2万2,590円と急落しました。取引時間中には下げ幅が1,000円を超す場面もありました。欧州・アジア各国の株価も軒並み値を下げ、米国発の世界同時株安の様相を呈しました。
5000万超の住宅ローンで支出増「貯金が底をつきそうです」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。5,000万円を超える住宅ローンを組んでしまい、収入よりも支出が多くなってしまいました。まったく貯金ができないどころか、貯金が底をつきそうです。月々の足りない分はボーナスから補填してなんとかやりくりしています。この先、どうしたらよいでしょうか。〈相談者プロフィール〉・男性、46歳、既婚(妻:パート)、子ども2人(小学生・幼稚園児)・職業:会社員・居住形態:持ち家(戸建て)・手取りの世帯月収:29万円(うち3万円は妻のパート代)・毎月の支出目安:33万円・総資産:10万円
48歳独身「資産を切り崩して、50歳で早期リタイアしたい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。早期リタイアに向けた資産運用についてご相談します。以下の条件で試算すると、50歳で早期リタイアしても92歳まで資産を切り崩すかたちで生活できそうです。もう少し積極的な運用が必要かと思いますが、リスクをどこまで取れるかも含めて方針を決めきれないでいます。50歳以降はやりたいことがあるので、早期リタイアを延期または中止することは考えていません。現在の資産運用を見直すべきか、見直すとしたらどういった運用が妥当か、アドバイスをいただけないでしょうか。〈相談者プロフィール〉・男性、48歳、独身(結婚予定なし)・職業:会社員・手取り年収:900万円(賞与含む)・住居:月額9万円(賃貸・購入予定なし)〈現在の資産状況〉・預貯金:5,685万円 ※ペイオフ対策で分散、なるべく金利の高い円定期預金を利用・投資信託:15万円(月額5万円積立、3ヵ月目)・負債:なし・退職金:4,200万円(50歳退職時・早期退職金など含む)・確定拠出年金:150万円
親世代の「子どもができたら学資保険」が時代錯誤な理由
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。1歳7ヵ月の子どもがいます。周りの友人は、子どもが生まれる前後に学資保険に加入して将来に備えているようです。両親や叔母からも絶対に入るよう勧められました。ですが、いまいち商品の魅力が分からず、加入しないまま2年近くが過ぎ、子ども用の貯蓄は児童手当を使わずに普通預金に預けているだけです。このような貯蓄のみで足りるのでしょうか。学資保険のメリット、デメリットについて教えてください。(男性 30代前半 既婚・子ども1人)
買うべきタイミングは?「守り」の投資、債券の選び方
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。債券について教えてください。債券は国内のものから海外のものまで、通貨やリスクもさまざまな種類がありますが、正直な所、投資単位が大きくて分散を行うこともできないため、個人向けになんでこんな商品が売られているのだろうと思うことがあります。債券を個人が買うべきタイミング、取るべきリスクとは、どのようなものがあるのでしょうか。(男性 30代前半 既婚・子どもなし)
金下落は米ドル過熱のサイン?実は新興国物に妙味かも
今回の金価格下落の意味は?
金が下落しています。指標となるロンドン貴金属市場協会(LBMA)の金価格は、年明けから1トロイオンス1,300ドルを上回っていましたが、5月半ばからじりじり下がり始め、8月半ばのトルコリラ安加速の際に1,200ドルを割り込みました。金は代表的な安全資産であり、「有事の金」としてリスクオフ局面に買われやすい傾向にあります。トルコリラ安は市場にショックを与える「有事」でしたが、金価格は下落しました。どうしてでしょうか。
ドル高局面における新興国投資のカギは?
先進国金利と実体経済の成長率
2018年も下半期となりました。上半期には新興国の為替がドル高傾向となり、新興国投資は「逆風にさらされている」と言われています。なぜ、ドル高になると新興国投資が不調になるのでしょうか?今日は、そのメカニズムを説明したいと思います。
投資で損失、売却してローンの繰上返済に回した方がいい?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。セカンドハウスのローンを繰り上げ返済すべきか悩んでいます。事務所にしようと、自宅の最寄り駅近くのワンルームマンションを昨年購入しましたが、結局事務所として使用していません。ローンの残債が1,400万円程あり、金利は1.1%です。現在、某大手証券会社にすすめられるままに購入した、外貨建て債券やNISA枠の投資信託で損失が出ているので、解約してローン返済に充てた方がよいでしょうか。また、娘が大学卒業後、もし、そこで一人暮らしをするとしたら家賃を徴収するべきでしょうか。現在の資産は以下の通りです。ラップ口座は30万円程プラス、それ以外はリラ建債権、米ドル、豪ドル債券など損失が40万円程あります。また投資用のワンルームマンションを別に1室所有しており、こちらは賃料からローンを支払っています。自宅のローンはありません。アドバイスよろしくお願いします。【現在の資産】・預金:700万円程度・某大手証券会社のラップ口座:500万円・投資信託(N
知りたい!住宅ローン見直しのための金利引き下げ交渉術
少しでも返済負担を減らすコツとは?
マイホームを購入したものの、教育費もかかるため、家計のやりくりができるか不安…という声をよく耳にします。そんな時に考えたいのが、毎月の家計支出の中から「住宅ローン」を見直すことで、家計を改善する方法です。今回は住宅ローンの金利引き下げ交渉についてお話しします。
結局のところ「日銀金融政策」の何が変わったのか
今後の行方と市場への影響を整理
先週から今週は、日本銀行の金融政策が久し振りに注目されました。事前に政策内容変更に関する観測記事もあったこともあり、長期金利や金融株、日経平均構成銘柄などに動きが見られています。しかし、政策変更を発表した7月31日当日の動きと翌8月1日の動きが逆になるなど、反応が複雑です。結局どうなるのでしょうか。改めて整理したいと思います。