30歳女性 リボ払い残高60万「結婚前に何とかしたい…」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。クレジットカードのリボ払い残高が総額60万円程あります。リボ払いの手数料が15%近くかかっているようです。最近はクレジットカードの利用を控え、返済を続けているのですが、なかなか減りません……。銀行が取り扱っているフリーローンを利用して、一度リボ払いを全額返済し、銀行に定額返済をしていった方がいいのではないかと考えています。もうすぐ、結婚も控えているので何かアドバイスがいただけないでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、30歳、未婚(もうすぐ結婚予定)・職業:会社員・居住形態:実家暮らし・手取りの世帯月収:16万円・毎月の支出目安:12万円
まだ間に合う!夏キャンペーンでお得な定期預金
引き出せるATMや手数料も要チェック
銀行預金は超低金利、預けてもメリットがないと思っていませんか。実は夏のボーナス支給に合わせて、各金融機関は必死のキャンペーンを展開し、預金金額を獲得しようとしています。金融機関といってもメガバンクだけではありません。インターネット銀行はむろん、地方銀行や、各地の信用金庫や信用組合にまで視野を広げると、インターネットの申し込みだけで、メガバンクの何十倍もの優遇金利が適用される定期預金があるのです。今回は、申し込みも簡単、全国のお得な定期預金をご紹介します。「ボーナスキャンペーンなどは7月中に終わってしまっているのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、ご安心ください。8月あるいは9月いっぱいまでなど、まだまだ間に合うキャンペーンはあります。以下を参考にぜひチェックしてみて下さい。なお、夏のキャンペーンと通常の定期預金でもお得な金利を適用している金融機関とを分けて記載しています。通常金利が夏のキャンペーンの金融機関より高い金融機関もあります。また、ここでは、投資信託など、ほかの商品との「抱き合わせ」販売ではなく、純粋に定期預金だけで高い金利のものを集めてみました。※税引後の金利は、表示金利
2件ある投資物件、築古と築浅どちらから返済すべき?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。都内で2件ほどマンション投資をしているのですが、完済の順番で悩んでいます。返済期間は同じです。A: 築40年、負債残高1,000万円、金利2.75%、フルローンB: 築15年、負債残高1,400万円、金利2.275%、頭金450万円セオリーは高金利で残債額の少ない築40年の方から完済していくのがいいのでしょうが、築年数が気になり、本当にセオリー通りでいいのか迷っております。どうかアドバイスよろしくお願いします。〈相談者プロフィール〉・女性、45歳、既婚、子ども1人・職業:会社員・居住形態:持ち家(戸建て)・手取りの世帯年収:1,000万円・毎月の支出目安:20万円
日本株市場への強気シナリオを維持する“3つの根拠”
2018年後半の投資戦略
本日からMarket Plusの執筆に参加させていただく、アセットマネジメントOneの柏原延行です。どうぞ、よろしくお願いします。私は昨年末時点で、(1)2018年には「適温経済・相場」は終焉を迎え、これを悪材料として比較的早い時期にわが国株式市場は安値を取る。そして、その後に、(2)適温経済・相場は終焉を迎えるものの2017年よりも投資環境は改善し、わが国の株式市場は一般的な想定以上に上昇する、と予想していました。7月10日に米国が新たに2,000億ドル(約22兆円)に相当する品目への制裁関税の追加措置案を公表したことなどを受けて、貿易・知財をめぐる米中の対立、いわゆる貿易戦争が一段と激しくなるとの論調が、各種メディアでは目立つように思われます。しかし私は、年後半に向けて、わが国の株式市場が上昇するという見方は変更していません。今回は、この予想の理由をご説明したいと考えます。
住宅ローン減税中は繰上げ返済しないほうが得なの?
金利別の計算結果は…
「住宅ローン減税を受けている間は繰上げ返済はしないほうがいいの?」とご相談いただくことがあります。モヤモヤしながらもどちらがいいのかわからないので、結局のところ何もしていないという声を聞くことも。実際のところはどうなのか?一緒に考えて行きましょう。
年収780万で6000万の住宅購入を検討、返済できるか不安…
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。6,000万円の住宅購入を検討していますが、今の家計のままで住宅ローンをちゃんと返済していけるのか相談したいです。不動産屋さんは「この年収なら問題ありません」と言ってくれるのですが、なんとなく心配です。また現在、子どもが2人いますが、もう1人欲しいと思っています。子どもの数が3人以上だと、もらえる手当などが増えるため、かかる費用はあまり変わらなくなると聞いたことがあります。子供が2人だけの現在の状況と、3人になった場合とでは、国などからもらえる補助金や手当の金額はどれくらい変わるんでしょうか。我が家の場合、もう1人子どもが増えても家計的に問題ないでしょうか。〈相談者プロフィール〉・男性、32歳、既婚(妻:会社員)、子ども2人(3歳・1歳)・職業:会社員・手取りの月収:55万円(うち妻15万円)・ボーナス年額:120万円(半分を貯金)・預貯金:400万円・毎月の貯蓄:5
ベンチャー気質で年0.40%金利を実現、SBJ銀行の本気
時間外でも土日でも、提携ATM手数料0円
「低金利で定期預金に魅力を感じない」「ATMで引き出す際の手数料が勿体ない」――そのような不満をお持ちの方は多いのではないでしょうか。しかし、ATM手数料0円、好金利かつ100万円以下の低額定期預金など、魅力的な商品でそれらの不満を解消しようとしている銀行があります。それが、SBJ銀行です。具体的にどのような商品を提供しているのか、SBJ銀行の松浦邦彦氏と李栄哲氏、大山夏実氏に話を伺いました。ボーナスを賢く運用したい方や、2行目の銀行口座開設を検討している方は必見です。
日本の運送料から考える「米長期金利」の先行き
一見無関係な2つの事象を読み解く
先日、ニュースを読んでいて目についた記事が2つあります。1つは先日発表された日本の消費者物価指数についてです。大手宅配業者の値上げの影響で、運送料が上昇し続けているというもの。もう1つは最近の米国金利の上昇についてです。一見、何の関係性もない2つの記事ですが、実は見方によっては米国金利の行方を予想するために重要なヒントを与えてくれるのです。
米金利上昇は日本株にプラスか?マイナスか?
約7年ぶりの水準にざわつく市場
米国で長期金利の上昇が続いています。3月16日には一時3.1%を超えるなど、約6年10ヵ月ぶりの高い水準に上昇しました。トランプ政権が昨年 12 月に成立させた減税規模は、10 年間で 1.5兆ドルにも及ぶ大規模なものだったほか、1.5 兆ドルのインフラ投資計画も打ち出されており、国債増発懸念から金利が上昇しているのです。この米金利上昇は、今後のマーケットにどのような影響を与える可能性があるのでしょうか。
1ドル=111円台、具現化しつつある麻生財務相の発言
日米金利差は節目の3%を突破
5月に入り、ドル円相場は一時1ドル=111円台まで円安ドル高が進んでいます。この動きは円ではなく、ドル主導といってよいでしょう。つまり、ドル全面高という環境下で他の通貨同様、円が売られたという解釈が腑に落ちます。では、ドルが買われた理由ですが、単純に“金利差”と見るべきでしょう。3月29日、麻生太郎財務相は国会の答弁で、「これまでの歴史を見ると、米国との金利差が3%に達すると、必ずドル高円安に振れる。例外は1つもない」との見解を示しました。そうした状況が具現化しつつあるようです。
何を選ぶのが正解?住宅ローンを借りる前に考える3つのこと
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。現在、16年前に購入した中古住宅の建て替えを検討しています。住宅ローンは完済しています。私の収入は手取りで38万円程度。資産は10年前まで働いていた妻の退職金1,200万円(投資信託等で運用中)と預貯金200万円くらいです。自宅は都心近郊、駅徒歩10分の立地にあります。その自宅を賃貸併用住宅に建て替え、家賃収入などで住宅ローンの4,500万円を返済していく計画です。その際の住宅ローンの金利について「変動金利」「固定金利」「フラット35」の選択に悩んでいます。ご助言をいただけますでしょうか。〈相談者プロフィール〉・男性、40代後半、既婚、子供1人・職業:会社員・居住形態:持ち家(戸建て)・世帯年収:900万円
50代は老後準備のラストスパート!「100-自分の年齢」の法則
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。夫と、あと少しで教育費が終わる子供2人と、義母で暮らしています。現在、資産が2,400万円ほどあります。内訳としては1,800万円が証券会社の投資、その他600万円が定期になっています。日経平均が7,000円台の時に4割近く目減りした時代もありましたが、最近は戻ってきました。その経験からか、老後資金として考えているため、少々投資に充てる資金が多過ぎるかな思っている次第です。プロの目から見てアドバイスいただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。〈相談者プロフィール〉・女性、52歳、既婚(夫:52歳・会社員)、子供2人・職業:会社員・居住形態:持ち家(戸建て)・手取りの世帯月収:50万円・毎月の支出目安:50万円
夫と死別「年金が少なくて老後が心配」、どう備えたらいい?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は川口幸子氏がお答えします。主人が自営業者で、6年前に亡くなりました。国民年金でしたので、遺族年金はありません。私の年金は会社員として働くまで掛けていませんでした。平成12年より正社員として働いています。年収300万円弱ほどでしたが、2年前に倒産し、転職しました。現在の収入は夜勤手当てを入れての給料です。65歳までは働くつもりですが、年金が少ないので老後の生活が心配です。少しでも貯金をしなければと毎月積み立てをしています。住宅ローンはありませんが、家は古く、築40年です。数年前に老後に1人暮らしをしやすいように、キッチン、お風呂、外壁と少しリフォームしました。働けるのもあと数年。どのようにお金を貯めて、老後に備えたらよいのでしょうか。働けなくなったら、老後はどのような生活をすればよいのか、アドバイスをお願いします〈相談者プロフィール〉・女性、57歳、寡婦、子供2人・職業:会社員・居住形態:持ち家(戸建て)・手取り世帯月収:23万円・毎月の支出目安:12万~
米10年国債利回り「3%台乗せ」とドル円相場の行方
2月にみられた混乱は再来するのか
4月24日のニューヨーク市場で、米10年国債利回りが4年3ヵ月ぶりに一時3%台に乗せる場面がみられました。この動きを受け、為替市場では当初、金利上昇を評価したドル買いが優勢となると、ドル円は2月前半以来の1ドル=109円台前半まで上昇しました。しかし、その後NYダウ平均株価が一時600ドルを超える下落となると、徐々にリスク回避の円買いが優勢となり、1ドル=108円台後半に押し戻される動きとなりました。この日のNYダウは最終的に420ドルほどの下落で終えており、「混乱」というほどではないものの、「比較的大きな下落」となりました。これが、2月にみられたような金利急上昇・株価急落・ボラティリティ急騰といった市場の混乱につながるのか、それとも冷静な反応に回帰していくのかが、今後のドル円相場の行方を決めるとみられます。
住宅ローンの頭金はあえて繰り上げ返済に回した方がお得?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は横山光昭氏がお答えします。住宅購入を考えています。頭金として約1,000万円を準備することができました。ローンを検討していたところ、変動金利で金利の安い(0.7%)住宅ローンを借りられることになりました。本当なら、きちんと頭金を入れて、住宅ローンの返済が大きな負担にならないようにしていきたいと考えていたのですが、お金に詳しい友人が「住宅ローン控除で得できるから、頭金は入れずに全額住宅ローンで借りて、住宅ローン控除が終わる10年後に頭金分を繰り上げ返済するとよい」とアドバイスしてくれました。友人の言うようにすると得をするということはなんとなくわかるのですが、そのような購入方法を取っても大丈夫でしょうか。妻が「後々ローンで苦しむことにならないか」「本当にお得なのか」と不安がっているので、どのようにお得になるのかを教えてください。〈相談者プロフィール〉・男性、38歳、既婚(妻:パート)、子供2人(小6・小4)・職業:会社員・手取りの世帯月収:41.4万円・年間
定年後の生き方を考えたら老後資金への備えが気になった
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。今年の秋に30年勤続のリフレッシュ休暇を取ることにしました。すでに子供2人は就職し、家計も独立しています。2年前から老後の資金を考慮して、投資信託などを始めました。現状の計画で問題がないかどうか専門家のご意見をお聞かせください。この休暇をよい機会に、定年後の仕事や生き方をじっくりと考えてみるつもりです。【現在の収入と支出額】年収は額面で1,200万円程度。妻はアルバイトで月6万円程度の収入があります。基本的な生活費は月27万円ほどです(食費、車、固定資産税、生活用品、水道光熱費、新聞通信等)。【今後の収入と予測される特別な支出】2年後の役職定年後、年収は現在の8割程度になる見込みです。定年は60歳で退職金は2,500万円、確定拠出年金が500万円程度の予定です。また、60歳まで毎月20万円を財形や投資信託にまわす計画を立てています。【保有する金融資産・貯金】財形貯蓄が500万円、投資信託200万円、持株会500万円相当を保有してい
返済か運用か?3つの不動産を購入した30代独女の悩み
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する花輪陽子氏がお答えします。32歳、正社員として働いています。年収は額面で850万円ほど。現在、1人暮らしをしています。結婚は縁があればしたいですが、しないことも視野に入れています。家族は両親が持ち家で暮らしており、兄は結婚して自宅を購入しています。相続のことはまだ何も考えていません。ここ2年でインフレ対策と老後資金の確保のために、投資用ワンルームマンションを2部屋と自宅マンション1部屋を購入しました。家具家電も比較的いいものをそろえたので手元のお金が少なくなってしまいましたが、来年から月12万円、ボーナスから年60万円のペースで老後資金およびローン返済資金を積立して運用していきたいと考えています。一方で、ローンが多いのでそちらの返済を優先した方がいいのかもしれないと、順番や配分を悩んでいます。【保有している不動産とローン内容】 ・自宅マンション(1LDK) 購入価額3,180万円ローン残高3,100万円(35年 変動0.775%と
自分の身は自分で守る!「住宅ローン」で損しないために
売る側にとって不動産は"ただの商品"
「知識無しでも検索すれば情報が得られる」時代も今は昔。一定レベルのリテラシーがある人にとっては「まともな情報を得るには、ゴミ情報を除外できるだけの前提知識が必要」というのが常識であり、この傾向は医療や金融・不動産方面で顕著です。公認会計士として中立的な立場から、ブログや各種メディアで住宅ローンを解説している千日太郎氏も次のように述べています。ただ、住宅ローンに関しては、インターネットに全く恩は無いんですよ。インターネットで住宅ローンのキーワードを検索して一番に出てくるのは金融機関のホームページです。当然ですよね。金融機関のホームページは『とにかくウチの商品が良いよ』としか書いてません。じゃあ比較サイトは? というと、ただ銀行のホームページへの広告を並べてるだけです。じゃあ個人サイトは? というと、自分だけが知ってるノウハウでこんなにお得に……で情報商材を買わせようとするサイトが強いです。インターネットがホント役に立たない、実に珍しい分野です。(「千日太郎の住宅ローン無料相談ドットコム」より)千日氏は、そうした見解をもとに「保険の勧誘なし、相談者の要望が無ければ特定の金融機関を勧めること