世帯年収276万「義母から子どもを望まれるも、お金が不満で踏み切れません」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、27歳、自営業の女性。夫婦で事業を営んでいるという相談者。義母から子どもを望まれていますが、300万円を切る世帯年収と、産休・育休のない自営業のため、躊躇しているといいます。相談者の家計で子どもをもうけることは可能でしょうか? FPの氏家祥美氏がお答えします。義母から子どもをせがまれていますが、お金が不安で踏み切れていません。主人は自営業、私もその手伝いのため、収入は不安定です。具体的にどのくらいの貯金があったら安心して子どもを作れるか、目安を明確にしたいと思っています。主人にはお兄様がいらっしゃるので、介護などは必要ないと思っていますが、私の両親は貯蓄がないので、遠い将来介護(介護施設入居の費用負担)の可能性はあります。【相談者プロフィール】・女性、27歳、自営業、既婚・同居家族について:主人(32)歳は自営業、私はその手伝いです。役員報酬はそれぞれ15万円取っています。介護や病気などはありません。・住居の形態:持ち家(マンション・集合住宅)
共働き夫婦の誤算「産休・育休に入って家計が赤字に転落」貯蓄体質への立て直し方
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、34歳、会社員の女性。共働きで比較的余裕のある生活をしていた相談者。ところが、産休・育休に入ったら赤字に転落。家計のどこを見直せばよいでしょうか? FPの横山光昭氏がお答えします。共働きの夫婦です。妻の私が産休、育休に入ってから、毎月の家計が赤字になってしまいました。夫のボーナスや貯金で赤字を補うので、貯金が増えませんし、むしろ減っています。今後に備えて何とか支出を抑えたいと思うのですが、どのように減らせばよいのかわかりません。子どもが生まれるまでは、夫婦の手取りは合算して月に60万円ほどあり、比較的ゆとりがありました。欲しいものは何でも買って当たり前というような暮らし方をしてきたと思います。ですが、それでも毎月多少のお金は残り、黒字でやってこられました。産休、育休で家にいるようになれば、自然に支出は減るだろうと思っていたのですが、新しい支出が増えたりし、なかなか減りません。家計簿をつけると支出が分かり、支出カットしやすいと聞いてつけてみたので
結婚、出産、育休…部下のキャリア形成支援で、上司が気をつけたい3つのこと
自らの思い込みを捨てよう
2018年に共働き世帯が専業主婦世帯の2倍以上となり、女性の社会進出がますます注目されています。それに伴い、これまでは女性が主戦力となることが多かった家事・育児に関しても、夫婦で分担する家庭が増えてきました。そのような変化を受けてでしょうか、部下のキャリア形成支援について、悩む上司の声をよく耳にするようになりました。そこで今回は、部下のキャリア形成支援において、上司が特に気を付けたい3つのことと、その対応策についてご紹介します。
30代夫婦「住宅購入と妊娠希望だけど収入も貯金も心もとない」いつまでにいくら貯める?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、30歳、パートの女性。住宅の購入と、妊娠を希望していますが、貯蓄も収入に不安があり、また、どのようにやりくりをすればよいか分からないとのこと。FPの高山一惠氏がお答えします。昨年結婚し、住宅を購入したいが、夫が今年で40歳、収入が少なく貯蓄も少ない。また、子どももこれからほしいと考えているが、生活していけるか分からない。子どもを育てる場合、自分の仕事を減らさなければいけない可能性もあり、どのようにやりくりしていけばいいか分かりません。将来を考えてどのくらい貯蓄したらいいかも不安です。家賃、水光熱費、保険料は夫給与からで、差し引いた分が夫の小遣い、食費や生活用品、ガソリン代などは妻給与から出し、残りを貯蓄にしています。現在購入を検討している住宅は、物件購入額2600万円、金利0.56%、返済期間25年(夫の定年までに完済)を予定しています。【相談者プロフィール】・女性、30歳、パート、既婚・同居家族について:夫(39歳)医療技術職年収380万、自
世帯所得730万円の壁はどうなる?不妊治療保険適用の議論ポイントと賛否の声
2022年にも実現?
政府が実現化に向けて動いている不妊治療の公的医療保険適用。子どもが欲しくても、なかなか授かることができないカップルを中心に、世間の大きな注目を集めています。実は、今でも不妊治療における特定の検査や治療には保険が適用されています。さらに、所得などの条件はあるものの治療費の助成を受けることもできます。今回は、政府が進めようとしている不妊治療の保険適用について。議論のポイントや課題、そしてネット上の意見などを紹介します。
妻産休育休と夫転職で収入が激減なのに「支出をコントロールできない…」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、38歳、公務員の女性。現在3人目のお子さんを妊娠中という相談者。産休・育休で給料が減るところに、夫の転職が重なり世帯収入が激減予定。支出を減らしたが、どのようにコントロールしたらよいかわからないといいます。「横山光昭のFPコンサル研究所」のFPがお答えします。夫婦共働きで2人の子どもがおり、現在3人目の子を妊娠し出産を控えてます。ちょうど私が産休を取る時期に夫がスキルアップのため転職をする予定です。 私は公務員で産休中も給料はもらえますが、夫の収入は現在の手取り約65万円から転職した後、数カ月は手取り25万円と激減。今の生活を続けていくと毎月赤字となってしまうため、支出を絞らなくてはいけないと思っています。 夫婦の財布は一緒で、私が家計簿をつけて一元管理をしてきました。しかし、計画なしに思いつきで家族旅行に出掛けたり、家具や家電の新商品を見るとつい欲しくなって購入してしまったり、ネット通販のセール時に一度にたくさん買い物をしてしまうなど、毎月の
不妊治療中でマイホーム計画中の28歳女性、治療にいくらかけられる?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、28歳、会社員の女性。マイホーム購入を計画中ですが、不妊治療中で、今後どれだけお金がかかるかわからない中、どのように資金計画を立てればいいかとのご相談です。FPの三澤恭子氏がお答えします。マイホーム計画中で4,500万程を頭金なしで借り入れる予定ですが、不妊治療もしており、今後どれだけお金がかかるか分からない中どんな計画をたてて貯金をしていけばいいか分からないので教えてほしいです。子どもは2人、授かれれば3人目もほしいです。子どもが生まれても夫婦で働き続ける予定です。また現在、貯金は好きで出来ている方だと思っているのですが投資など一切行っていません。興味はあるものの何から手をつけたらいいかよく分かりません。つみたてNISAが気になるのでそれについて勉強中です。保育料を安くするためにiDeCoも子どもが産まれたら始めたいと思っています。住宅ローンはまだ予定の段階ですが1,500万の土地を購入し、3,000万程の家を建てる予定。金利は変動金利0.4
「お金の価値観のすれ違い」で突然の離婚調停…出産を控えた女性の困惑
お金と男と女の人生ルポ vol.55
つきあっているときには見えなかった「夫の本性」、結婚すると徐々に現れてきて、次第に我慢ができなくなっていく。そんな女性の声をよく聞きます。男性側も家庭ができて初めて、リラックスして本性を出してしまう傾向があるようです。
「夫は20歳上。子どもも家も欲しいけれど」両立のためのマネープランのヒント
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、30歳、会社員の女性。夫が20歳年上のため、出産・子育てや住宅購入などのライフプランに不安があるそうです。FPの渡邊裕介氏がお答えします。家の購入と、子どもも欲しいと思っているのですが、夫が定年まであと9年。嘱託制度のある会社なので働けるうちは働いてもらう予定ですが、将来のお金が不安です。身内に病気の者がおり、なかなか働く事が難しく、そちらの補助もしていたりと、なかなか支出が減らせません。老後に困らないように今からどういった準備をしていけば良いでしょうか?【相談者プロフィール】女性、30歳、会社員、既婚子どもの人数:今はいないが出来れば2人欲しいと思っています。同居家族について:●自分 会社員 年収440万円●夫 50歳、会社員、年収800万円●義理姉 アルバイト 年収100万円(同居していないが病気で正社員として働くのが難しく、毎月家賃の4.5万を援助している)住居の形態:賃貸毎月の世帯の手取り金額:64万円年間の世帯の手取りボーナス額:12
「負債2800万、貯金200万でも3人目がほしい」手取り年585万で希望を叶えるには?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、35歳、会社員の女性。出産や住宅ローンでほとんど貯金ができないけれど、第3子が欲しいとのこと。FPの薮内美樹氏がお答えします。貯金がない。負債もあるけど、3人目がほしい。貯金がほとんどありません。ある程度貯まったと思うと出産、住宅購入、第二子出産……など思うように貯まってきたことがありません。住宅ローンや奨学金などの負債もあります。夫の奨学金は利子ありです。教育資金は、養老保険で2種貯めています。10年後満期で210万円(夫の死亡時320万円)、15年後満期で255万円(夫の死亡時350万円)の2つです。児童手当はできるだけ使わないつもりです。第一子預金75万円、第二子預金50万円。子どもの習い事は人並みにさせてあげたいと思っているので、下の子もそろそろ開始予定。現在は軽自動車に乗っているので、3人目ができたら買い替え必須になります。令和3年の春が車検なので、変な話ですがそれまでに第三子をどうするか決めたほうがいいのではと思っています。上の子と
夫が鬱で妻の扶養に?「どのぐらい働けば子どもとマイホームを諦めなくて済む?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、30歳、会社員の女性。夫が鬱になり現在無職で就職活動中だそうですが、子どももマイホームも諦めたくないとのこと。FPの横田健一氏がお答えします。夫が鬱のため無職で、扶養に入れて私の収入のみで生活をしています。夫は幸いな事に働く意欲はあるため、就職先を斡旋してくれるスクールで現在勉強中です。しかし、鬱で2回退職を経験しているため、これから先、また私の収入で生活するかもしれない不安と、その時は子どももマイホームも欲しいのに諦めざるを得ない不安から相談しました。夫が転職に失敗したら、パートタイムで扶養の範囲内で働いてもらおうと思っているので、その場合だとどのペースで貯蓄すれば子どもとマイホームを諦めなくていいのか教えてください。ちなみに転職が成功すれば年俸400万スタートなので、その際は余剰分を全て貯蓄や投資に回します。【相談者プロフィール】女性、30歳、既婚(夫30歳、就職活動中)職業:公務員子ども:なし同居家族について:夫のみ。私が妊娠したら、弟夫
出産で退職、世帯収入減。贅沢はしていないのに毎月赤字に…
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、出産のために退職し、子育てをしながら保活・就職活動中の女性。世帯収入減で赤字の家計をどう立て直していけばいいのかというご相談に、FPの横山光昭氏がお答えします。贅沢しているつもりはないのに、毎月の生活費が30万円を超えてしまいます。そのため、毎月3万円を超える赤字が出ており、このままでは家計破綻も近いのではないかと不安です。 今までは共働きでしたが、第2子を出産する時の職場が育児休業を取りにくい環境であったため、仲間に迷惑をかけてはいけないと思い、退職しました。世帯収入が減るので、支出を減らすよう意識して暮らそうと考えてきましたが、家事・育児に追われて思うように節約ができません。 下の子がもう少しで1歳になるので、再就職をして収入不足を解消しようと思っています。が、子ども2人の預け先がなかなか見つかりませんし、保育園事情に合わせてくださる就職先も見つかりません。また、うまく預けて働けても、保育料を払うと収入が生活費に回せるほど残せるのかも不安で
知っておきたい「妊娠・出産でもらえるお金」チェックリスト、検診費や出産育児一時金、児童手当以外も
使えるものをチェックしておこう
妊娠すると、子どもを授かった喜びでいっぱいだと思いますが、それと同時に考えなければならないのが「お金の問題」。妊娠・出産には何かとお金がかかります。でも、必要以上に心配しなくても大丈夫。なぜなら、「妊娠・出産でもらえるお金」はいろいろあるからです。今回は、妊娠・出産でかかるお金ともらえるお金について解説します。
収入に見合わない高級車を購入した婚約者。車を維持しながら出産やマイホーム購入は可能?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、婚約者が高級外車をローンで購入してしまったという20代フリーランスの女性。車を維持しつつ、出産や住宅購入に向けて、どのように資金計画を立てていけばよいのでしょうか? FPの高山一惠氏がお答えします。婚約者が昨年、自分の年収とほぼ同額の外車を6年ローンで購入していました。議論の末、いまは車を手放すことはしないという話になりましたが、現実的にこの先どういう人生設計をすべきか見失いつつあります。私がフリーランスでいつ収入が激減するかわからないので、なおさら不安で仕方がありません。子どもは何人なら無理がないのか、住宅はいつになったら買えるのか、プロからの意見が欲しいです。<相談者プロフィール>・女性、28歳、婚約中(相手:33歳)・職業:自営業・居住形態:賃貸・毎月の手取り金額:44万~69万円 (相談者:15万~40万円、婚約者:29万円)・年間の手取りボーナス額:150万円(婚約者)・毎月の世帯の支出目安:35万円ほど【支出の内訳】・住居費:12.
結婚前に浮かび上がったお金の問題、両親の無計画な住宅ローンに不安
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、1年後に結婚を控えている中、次々とお金の問題が見つかり不安になっているという32歳の女性。貯蓄の少ない親が抱える住宅ローン、義母への仕送り、結婚後は出産し子育てできるのか…。不安を解消するには何から手をつけれたらいいのでしょうか。FPの秋山芳生氏がお答えします。約1年後に結婚を予定しており、家族や将来のマネープランを真剣に考える機会が増えたのですが、今まで気がつかなかったお金の問題が次から次へと見つかり、とても不安な状況です。まず1つ目の大きな不安が、親の住宅ローンについてです。現在両親ともに67歳ですが、住宅ローンが10年以上残っています(79歳まで)。月々の支払いは、管理費や固定資産税を含めて約16万円。現在、父親は長年勤めていた会社で働かせてもらっており、年齢の割には多めの給料をいただけているのでローンを支払えていますが、いつ解雇されるかもわからず、健康面で何かあって働けなくなってしまった場合、ローンの支払いがかなり厳しい状況になります。
夫の育休取得について喜ぶ妻、実は少ない!?夫婦のホンネに迫る
「少しずつの参加をコンスタントに」と求める声多数
小泉進次郎環境相の育休取得が賛否を含め議論を呼びました。政府は2020年までに男性の育児休暇取得率を13%に引き上げるという目標を掲げていますが、厚生労働省によると、年々上昇傾向にあるとはいえ、2018年度は6.16%に止まりました。また女性の育児休暇も8割が取得しているとされていますが、実際には妊娠・出産を機に退職せざるを得ない企業風土や、育休制度の形骸化といった問題をはらんでいます。産後女性へのアンケートや、筆者に寄せられる相談事例をもとに「育休」をめぐる子育て家庭の現実や、夫・妻、それぞれの本音に迫ります。
結婚したらキャリア形成をあきらめなくてはいけないのか?
若い世代は女性だけじゃなく男性も悩んでいる
子育て支援策は、かなり充実しつつありますが、依然として少子化が続いています。その要因は未婚化、晩婚化、晩産化などが言われていますが、それらの背景の一つに、結婚・育児とキャリア形成との両立の難しさもあるようです。
30代共働き夫婦「住宅購入したいけれど、不妊治療で出費がかさむ…」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、不妊治療で出費がかさんでいるという30代の夫婦。そんな中、住宅購入と老後資金をどのように考えていけばいいのでしょうか。FPの坂本綾子氏がお答えします。住宅購入を考えはじめ、家計を見直したいと思っています。しかし、現在不妊治療をしているため、出費がかさんでいます。この先、子どもを授かれるかわからないものの、教育費は用意しておきたいと思っています。そんな中で、住宅ローンや、老後資金をどのように考えたらいいのか悩んでいます。アドバイスよろしくお願いします。〈相談者プロフィール〉・女性、34歳、既婚(夫:35歳、会社員)、子どもなし・職業:看護師・居住形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:55万円・年間の手取りボーナス額:200万円・毎月の世帯の支出目安:約40万円【支出の内訳】 ・住居費:7.8万円・食費:6万円・水道光熱費:2万円(夏は1.3万円)・教育費:なし・保険料:4万円(生命保険2万円、車両保険2万円)・通信費:2万円・車両費:1.5万円・お