満腹なのに食べ続けてしまうのは、心のサイン?
マインドフルに食べる方法とは
ときどき、「丸ごと1枚のピザ」「バケツのようなカップに入ったアイスクリーム」を、心ゆくまで食べてみたいと思うことはありませんか? 実際に食べたことは? もしあるなら「セルフケア」という考え方を知って、自分自身のことを少しだけ見直してみましょう。
「老けている人」にありがちな生活習慣、老化の元凶は…
「糖化ストレス」の正体と身を守る方法
「老化は一種の病気にすぎない。治療も予防もできる」とは、抗加齢医学の権威である米井嘉一教授の言葉です。もちろん、不老不死の薬があるわけではなく、人である以上正常な老化は避けられません。ただし、「あの人、年齢以上に老けて見えるよね」と周囲にいわれてしまうほど老けこんでしまう人がいるのも事実。そうした顕著な老化は病的なものの可能性が高いから、治療も予防もできる、ということなのです。では、病的な老化は何によって進行するのでしょうか。米井教授は老化を促進する5つの危険因子をあげています。・免疫ストレス・酸化ストレス・心身ストレス・生活習慣・糖化ストレス5番目の「糖化ストレス」という言葉を聞きなれない人も多いかもしれません。米井教授によれば、この糖化ストレスは「老化の元凶」であり、「人類最強の敵」というほど危険な老化促進因子です。ここでは、米井教授の著書『最新医学が教える 最強のアンチエイジング』から、糖化ストレスの正体と、その「攻撃」から身を守る方法を見ていきます。
バカとは何か? あなたをイラつかせる職場の問題児との付き合い方
人は誰でもバカになりうる
「人の話を聞かない上司」「仕事をしない同僚」「無茶な要求をする取引先」……仕事をするなかで、「こいつバカじゃない!?」「こんなくだらない人と働きたくない!」と、誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか。もしくは「頭が悪い人ではないのに、なぜこんな当たり前のことがわからないの?」と困惑することも。そんな怒りや疑問を抱えたまま、仕事をしている方に、ぜひ読んでほしいのが『すぐ「決めつける」バカ、まず「受けとめる」知的な人』(安達裕哉:著)です。月間200万PVの人気サイト「Books&Apps」を運営する安達裕哉さんが「バカな振る舞いをする人」の傾向と対策や、自分がそうならないための方法を語った本。1000社・8000人以上とともに仕事をしてきた経験と、行動経済学と心理学に裏打ちされた内容は私たちに新たな気づきをもたらしてくれます。ここでは本書の第1章より、「バカとは何か。バカとどう付き合うか。」を公開します。
限られた時間を無駄なく成果につなげる、アウトプットの技術
生産性を高めるには、インプットとアウトプットが不可欠だ
「定時までに仕事が終わらない」「効率よく仕事がまわらない」「考えすぎて仕事がなかなか進まない」そうした状態に陥り、仕事を溜めこんでしまうことはないでしょうか。仕事を頑張ろうという気持ちはあるのに、ただ時間ばかりを浪費してしまう。それでは上司からの評価は下がるばかりです。こうした袋小路から抜け出す方法について、ライフネット生命の創業者であり、現在は立命館アジア太平洋大学(APU)の学長として多忙を極める出口治明氏は、「仕事の生産性は、どんどんアウトプットすることで高まる」と言います。出口氏の著書『知的生産術』の第3章「最小の労力で最大の成果を上げる『インプットとアウトプットの技術』」より、その方法を紹介します。
人生における落とし穴、やってはいけない7つの「悪い習慣」とは?
世界的ベストセラー「7つの習慣」の系譜を継ぐ1冊が日本に上陸
『やってはいけない7つの「悪い」習慣』(デビッド・M・R・コヴィー/スティーブン・M・マーディクス:著・野津智子:訳)は、世界的ベストセラー『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー:著)の系譜を受け継ぐ1冊!主人公の転落と再起のストーリーを通して、人生における7つの落とし穴をいかに避け、抜け出すかを解き明かす本書には、ブライアン・トレーシー(『カエルを食べてしまえ!』)、ケン・ブランチャード(『1分間マネジャー』)などをはじめ、多くのベストセラー作家から推薦の言葉が寄せられています。満を持して日本に上陸した本書の魅力や読みどころについてみてみましょう。
お酒が飲める人は毎日飲んだ方がいい?病気にならない5つの効能
ストレスを貯めずに健康的に楽しむ方法は
「いくつになってもうまい酒を飲みたい」。酒好きなら誰もがそう思うでしょう。腸の専門医として知られ、多くの著書を持つ藤田紘一郎さんも大の酒好き。若い頃より量は減ったものの、79歳のいまも「たしなむ程度に」楽しく飲んでいるそうです。また、藤田さんは著書『「腸」が喜ぶお酒の飲み方』の中で「お酒が好きで、飲める人は、中途半端に休肝日を設けたりするより適量を毎日飲んだほうが健康にいい」と書いています。酒好きにとっては何ともうれしい言葉ですが、本当でしょうか?「飲める人は毎日飲んだほうが健康にいい」理由を述べる前に、まずは藤田さんの専門である「腸」と健康の関係について、同書からポイントを抜き出してみましょう。
なぜか人事評価が低い人の「もったいない」共通点
○○が高いと評価が低くなる?
『なぜ、結果を出しているのに評価が低いのか?』の著者、西尾太さんは、人事コンサルントとして300社、1万人以上のビジネスパーソンと面談した「人事の超プロ」です。西尾さんによると、成果を出しているのに適切な評価を得られていない、「もったいない人」がたくさんいるとのこと。そんな人たちの共通点をひとつだけあげるとしたら……。
「きちんと頑張る人」が気づかない仕事のムダ
仕事が早い人が絶対にやらないこと
資料の作成は5分で済ませる報告書や企画書、これらをイチから作成していませんか? 資料の作成は「差し替え」で対応することで、作業の負担を軽くすることが可能になります。そこで使うのは「ワンソース・マルチユース」という、1つの素材を多重利用するという手法です。具体的には、企画書や報告書のマスターとなる文章の骨格を作成しておき、必要に応じて「一部差し換え」ることで、しっかりとした資料を短時間で作成できるようになります。たとえば企画書であれば、書き出しの定型文や、提示すべき項目の型を用意することで、作成の手間が驚くほど変わるはずです。資料の価値は工程の手間ではなく、「わかりやすさ」だということを意識し、この方法を取り入れてみましょう。
何をやっても続かないから、習慣化を成功させる3ステップ
まずは、失敗しようのない小さなことから
「ダイエットや勉強など、何か新しいことをはじめてもどうしても続かない」という人は、アメリカ人の効率化マニアがすすめる「習慣スタッキング」というワザを試してみませんか?「これなら続けられる」と多くの読者が実感した「習慣スタッキング」のコツを、『Habit Stacking 人生を大きく変える小さな行動習慣』(S・J・スコット著)から紹介します。
パスタは食べても太らない?ダイエットになる効果的な食べ方
ポイントは1食○gで具材は2倍
「パスタは炭水化物でも白米やパンとは違う健康食品であり、食べても太らない」これは2018年4月、カナダ・トロントのセント・マイケルズ病院の研究チームにより発表された内容です。これを聞いて「本当?」「そんなはずない!」と思う人も多いでしょう。 実際にこの内容に対し、疑問や批判も寄せられました。しかし、事実として「パスタは他の炭水化物に比べて、血糖値の上昇・下降がゆるやかで(GI値が低い)、その結果脂肪が蓄えられにくい」ということがわかっています。つまり、白米やパンのかわりにパスタを食べることで、無理のないダイエットが可能であることは紛れもない事実なのです。ただし、「ダイエットになるパスタの食べ方」にはちょっとしたコツがあります。そこで、パスタでダイエットをするための方法とレシピをまとめた『やせるパスタ31皿』(スギアカツキ:著)より、太らないためのパスタの効果的な食べ方について、3つのポイントを紹介します。
たった「1分」に、言いたいことをまとめるテクニック
話し上手になるための第一歩!
「話の途中で頭が真っ白になる」「どんな順番で話せばいいかわからない」このような悩みをもつ、ビジネスパーソンは少なくないはずです。話し下手を直そうと努力するものの、かえって話が長くなり自爆……。ますます、話すことが億劫になってしまうという悪循環に。そのような人たちに「言いたいことは『1分』にまとめなさい」と提案するのが、人材教育コンサルタントとして年間で3000人以上のビジネスパーソンに「話し方の技術」を伝えてきた、山本昭生氏です。「1分間にまとめて話す」とは、どういったことなのでしょうか? 山本氏の著書『言いたいことを1分にまとめる技術』より、その基本とテクニックを見てみましょう。
ただ「書く」だけで、心のモヤモヤを整理する方法
悩みが頭から離れずリラックスできない人のために
職場から自宅に帰っても、やり残した仕事のことが気になってモヤモヤ。休日さえも、色々な悩みが頭から離れず心からリラックスできないという人は少なくありません。大量の雑念に意識を奪われている状態を、心理学では「マインドレス(心を失っている)」といいます。このような状態だと心配事や不安にエネルギーを奪われ、心はストレスに満ちていき、集中力も低下。負のスパイラルにはまり続けることに……。習慣化コンサルタント・古川武士氏は著書『こころが片づく「書く」習慣』の中で、この解決策として「自分の思ったことや感じたことを書き出して頭を整理し、心が『今、ここ』に集中しているマインドフルの状態になるのが現実的な方法」だといいます。なぜ「書く」ことで、集中力と心の安定を同時に手に入れることができるのでしょうか? その理由と効果について、第1章「なぜ書くだけで心が片づくのか?」の中から見てみましょう。
「やる気」が出ない…科学的にみるモチベーションの高め方
時間的なリミットはない!やる気にまつわるカンチガイ
やる気が出ないのはあなたのせいではなく、あなたが「やる気の出し方」を教わる機会がなかったせいである。自らの著書『「やる気」を育てる!』の冒頭でこう述べているのは、「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ)など、テレビで大活躍の心理学者・植木理恵先生です。「頑張りたいのに、やる気がわかない……」、そう焦った経験が誰しも一度はあるはず。勉強でも仕事でも、人はやる気を持てないことに対して集中することができず、その結果いつまでたっても上達しません。さらにやる気を感じない状態を放置すると、新しいことに気づく力がどんどん衰えていきます。「どうせできない」というようなあきらめ感が続けば、最悪の場合メンタルに深刻な影響が出てくる可能性もあります。そのため、やる気を育てる方法を知ることは、成績や労働効率アップの問題にとどまらず、生活のクオリティをも左右するのです。そこで今回は、第1章「やる気を育てる5つの原則」の中から、「やる気」の根本的なメカニズムについて見てみましょう。
茂木健一郎さんが考える、英語が得意になる脳の育て方
“5歳まで”が鍵!子供を英語嫌いにしないコツ
「英語教育はできるだけ早いうちから始めたほうがいいってホント?」「早すぎる英語の勉強はよくないって聞いたけど……」子どもの英語教育に対して、お父さんお母さんから疑問の声が多くあります。そのような疑問に対して、脳科学者の茂木健一郎さんは、近著『英語が得意な脳の育て方』の中で「英語教育はできるだけ幼いうちからはじめたほうがいい!」と断言しています。脳科学の発展により言語を認識する脳の構造がだんだんとわかってきており、その見地からも、英語をはじめるのはできるだけ早いほうがいいそうです。「英語で聴ける・話せる脳」の育て方についてフォーカスした第2章から、その理由をいくつか紹介します。
「伝えたいことが伝わる文章」を書くための最重要な3つのポイント
読み手を100%納得させる論理的な小論文って?
論文や小論文、作文(以下単に「論文」とします)は、「伝えたい考え(自論・自説)を伝えるための文章」です。『読み手を100%納得させる 論理的な小論文を書く方法』の著者、小野田博一さんはこうした文章を書く際の重要点として次の3つをあげています。1.伝えたいことが読み手に伝わるように書く ──当たり前のようですが、世の中には「何が言いたいのか伝わらない文章」が多いのです。2.読み手を納得させる ──読み手が納得しなかったら同意は得られません。3.書き手の考えを示す ──どっちつかずの曖昧な論文に価値はありません。それぞれの具体的な方法を、小野田さんは著書で詳細に解説しています。ここでは3つのポイントの概略を紹介しましょう。
「お金を稼ぐための基本」を知らない人が、勘違いしていること
「数字」が読めると年収がアップする?
「営業成績がトップになっても、なんで給料が上がらないの?」「出世するためには何が必要?」「どうすれば、年収はもっと上がるのか?」こうした疑問をもつ若手社会人は少なくありません。その疑問について答えるのが、『「数字」が読めると年収がアップするって本当ですか?』(古屋悟司:著)です。この本の主人公は「とにかく、たくさんお金を稼ぎたい」ということしか頭になく、しだいに頑張る方向がズレていきます。ついには「もっと、稼げる場所へ!」とサラリーマンを辞め独立開業しますが、お店は閑古鳥が鳴き、社員もみんな辞める結果に。この本は、そんな主人公の人生を救うべく、「お金と幸せ」の関係について研究する未来の職業「会計ドクター」が主人公の過去にタイムスリップ。「お金を稼ぐしくみ」について気づきを与えるストーリーです。今回は物語の冒頭を編集のうえ公開。「彼はどこで道を間違ってしまったのか?」について、会計ドクターの「☆ここがポイント」とともに一緒に見ていきましょう。
50歳になったら知っておきたい「定年後のお金」のリスク
待ち構えている5つのリスクと落とし穴
この先、人口の減少が急速に進む日本。ひと昔前のように「60歳で定年を迎えたら晴耕雨読でのんびり過ごそう」などと考えられる人は少数派で、大多数の人は定年後も何らかの仕事に就くことを想定せざるをえません。とはいえ、いま50歳前後の人にとっては、どの程度の収入を確保すればいいのか具体的にイメージしにくいため、不安を感じているのが実情でしょう。漠然とした不安でも、放っておくとだんだん大きくなってしまうものです。定年後の備えを考えるのに早すぎることはありません。まずは、近い将来に待ち構えている5つのリスク、落とし穴を知ることからはじめませんか。(本記事は日本実業出版社刊『定年後のトクする働き方・仕事の探し方 2018~2019』の一部を抜粋、編集して掲載しています)
仕事でも使える!「共感する力」を活かすコミュニケーション術
カリスマ広報マンが吉本興業で学んだ大切なこと
他人の気持ちを感じとり、他人と「共感」しあえる部分が見つかった時、いい人間関係ができ、ひいては、いい仕事ができていた。ここでいう「共感」とは、意思の疎通がうまくいき、心や気持ちが通い合い、お互いのことを理解して、相手のことを好きになって、自分のことも好きになってもらうということだ。(本書18ページより)これは元吉本興業のカリスマ広報マンであり、現在はコミュニケーションの専門家として活動している竹中功さんの近著『他人も自分も自然に動きだす 最高の「共感力」』の中の言葉。竹中さんによると、良いコミュニケーションに必要な「相手の信頼や承認欲求」に応えるのが「共感力」だといいます。その力があればヒトが動き、モノごとが動きだすのだとか。第1章「他人も自分も「気持ちよく動く」カギは、共感する力だ!」から、共感力についていくつかのポイントを抜き出してみます。