私立理系は約810万円!大学進学にかかるお金の話
奨学金も視野に早めの行動を
子どもが大学に進学する場合、入学金と授業料を準備すれば大丈夫と思ってはいませんか? 教育費の中でも最も多くかかるのが「大学」にかかるお金です。日本政策金融公庫による「教育費負担の実態調査結果」が2018年2月14日に発表されました。最新情報とともに「実際何にどのくらいかかるの?」「教育費をどう捻出するの?」を具体的に考えてみましょう。
教育費一人当たり1000万円はホント?その内訳は…
大学進学も視野に入れたお金の話
子供がいるご家庭なら、誰もが気になる教育費。一般的に一人当たり1,000万円かかるといわれていますが、果たして実際はどのくらいかかるのでしょうか?「大学進学を希望しているけど、いくら貯金をしたらいいの?」「中学受験をしたらいくらかかる?」など、さまざまな疑問が出てきます。実は、大学に進学する場合は、教育費が1,000万円より多くかかるご家庭もあります。子育て世帯より教育費の悩みを多数うかがっている筆者が、教育費で家計が破綻しないためにおさえておきたい大学進学や中学受験も視野に入れた教育費の実態をご紹介します。
新婚さんもしっかりと 慌てないための「教育費」のイロハ
準備は子供が生まれる前から
「子供の教育はどうしたい?」新婚カップルやお子さんが生まれたばかりの家庭では「まだ、そんな先のことはわからない」と思う方もいるかもしれませんが、考えるのに早すぎることはありません。2012年にオリックス生命が20歳〜59歳の既婚男女、計1,000名を対象に行なった「夫婦関係と家計に関する実態調査」によると、夫婦喧嘩の話題の2位は“育児・子供の教育”。30代夫婦に限ると、これが1位になります。教育に対する考え方は、夫婦それぞれの育ってきた環境・価値観・お金が複雑に絡み合います。早い時期から時間をかけて話し合っておくと、実際に決断が必要になった際に揉めたり困ったりすることを減らせます。
定年後「子供の受験」が来襲、多額の教育費はどうする?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。高齢出産のため、主人の定年後に子供2人の教育費がピークとなります。現在、家計は私がすべて握っており、そのためか主人はいまいち危機感を感じていないようです。主人は決して浪費家ではないのですが、お金には無頓着なほうです。もう少し、お金の運用などにも興味を持ち、将来を考えてほしいです。今後のライフプランの相談とともに、主人に今後のライフプランを考えてもらうためのよい方法や節約のアイデア、夫婦の今後を見直すためのきっかけとなる方法について教えていただきたいです。【家族構成】主人53歳、私47歳、子供11歳、8歳の女子2人【現在の収入】主人:年収手取り650万円、55歳から減給あり。65歳まで再雇用予定。私:年収手取り350万円、零細企業のためボーナス等は不安定。定年まで働く予定。年間貯蓄額:300~400万円【金融資産】現金・国債:2,500万円株・投資:2,000万円養老保険:1,800万円退職金:主人1,500万円、私160万円(確定
教育費を貯める手段として「学資保険」はアリなのか
FPの家計相談シリーズ
読者の皆さんから頂いた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回は読者の家計の悩みについて、プロのFPとして活躍する野瀬大樹(のせ・ひろき)氏がお答えします。昨年末、第一子を出産しました。今から少しずつ教育資金の準備をしたいと考えています。具体的には、大学進学費用として500万円程度を目安に貯めたいのですが、どのように貯めたらよいでしょうか?出産祝い金や育児給付金、児童手当などを合わせると100万円程度あり、銀行の普通口座に入っています。加えて、月払いの学資保険や、インデックスタイプの投資信託を毎月積み立てることを検討していますが、あれこれ考えすぎてまだアクションを起こせていません。よい方法を教えていただけませんでしょうか?(30代前半、既婚・子どもひとり、女性)
子育てママにも「保険」って必要? 検討のポイントは3つ
知っておきたい教育費と公的制度
子育て中のママから「私も保険に入った方がいいの?」という声をよく聞きます。万が一のときの備えとして、パパが生命保険に加入しているというご家庭は多いですね。では、ママの生命保険はどうでしょうか?決してあってはいけませんが、「私に万が一のことがあった場合」を考えておくことはとても大切です。この疑問を解決する、子育てママの生命保険加入のポイントについてご紹介します。
加熱する“ラン活” 最新事情を大本命「土屋鞄」に聞いた
今、みんなの狙いは「工房系」?
就活、婚活、妊活、保活……と、女性のライフステージにおける「○活」は、とどまることを知りません。再来年、小学校入学を控える長男を持つ筆者に今、押し寄せてきているのは「ラン活」。その名の通り、「子供にランドセルを購入する活動」のことだとか。なぜこのラン活が、近年加熱しているのでしょうか。今回は、“ラン活戦場”の真っ只中にある「土屋鞄製造所」の広報・前田由夏さんに、最新のラン活事情をおうかがいしてきました。
もし10代の子供が「ジュニアNISA」口座を作ったら
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。50代の母親と10代の子供2人の世帯です。「ジュニアNISA」という言葉を最近よく耳にします。現在、子供の口座としては、ゆうちょ銀行とあともうひとつだけ持たせています。今まで証券会社に子供の口座を持つという発想はありませんでしたが、口座を作って投資をするというのはどうなのでしょうか? ジュニアNISAの利点について、教えていただけるとうれしいです。【現在の家計状況】父親は亡くなり母子家庭です。父親の生命保険で15年間は年300万円ほどの収入があり、私の収入も安定しています(年収1,000万円ほど)。子供は高校生と浪人生で、今後はある程度の教育費が必要となる予測です。住宅ローンがあと1,000万円、支払いが10年間あります。生命保険(積立変額)と医療保険を契約しています。(50代前半 死別・子供2人 女性)
お金がなくて進学できない!? 今から大学入学に備えよう
日本学生支援機構の奨学金制度とは?
子供の成長はうれしいものの、教育費のなかでも特に気になるのが「大学」にかかるお金です。子供の夢をお金の問題で諦めないですむように、ひとり親家庭の方にはとくにうまく活用していただきたいのが奨学金です。「奨学金は借金だから借りたくない」という声もありますが、今は2人に1人の学生が奨学金を利用しており、「奨学金があったから大学に進学できた」という学生の声も多く聞かれます。今回は奨学金制度を代表する「日本学生支援機構」の概要と注意点をご紹介します。
子供に「賢いお金の知恵」を身につけてもらう方法は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する深野康彦氏がお答えします。私には2人の子供がいます。小学生と幼稚園児です。自分自身はさんざん浪費をしてきて、決して賢いお金の使い方はしてこなかったのですが、反面子供たちにはお金に苦労する人生を送ってほしくないと思っています。小さい頃に教えることで、将来に役立つお金の教育方法はありますか? できれば、お金との賢い接し方を習慣づけてほしいです。お金との接し方を教えるのは難しく、あまりほしいものを与えないようにしても大人になってから反動が生じそうで、かといって奔放にほしいものを与えるのも逆効果な気がしています。自分が思いつくのは、お小遣いを年俸制にして、計画的なお金の使い方を身につけさせる、ということくらいです。よいアイデアがあれば教えていただけると幸いです。(30代後半 既婚・子供2人 男性)